兵庫県尼崎市の全市民46万人の個人情報の入ったUSBメモリを紛失したという問題が起きました。
USBメモリーを紛失したのは、尼崎市から業務委託を受けていたBIPROGY(ビプロジー/旧日本ユニシス)関西支社の協力会社社員だということです。
個人情報の入ったUSBを失くした社員が誰なのか気になりますが、許可を得ず個人情報を持ち出した理由は何だったのでしょうか。
この記事では
・許可なしでデータ持ち出し理由は借金で個人情報売買?
・尼崎市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリを紛失!
こちらの内容でまとめていきます。
尼崎市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリを紛失!
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=QKLB9NOfNi8″ title=”氏名も、住所も、口座情報も 全市民の情報が入ったUSBメモリーが紛失” description=”氏名も、住所も、口座情報も 全市民の情報が入ったUSBメモリーが紛失” upload_date=”2022-6-23″ thumbnail=”https://i.ytimg.com/vi/QKLB9NOfNi8/default.jpg” autoplay=”false” parameters=”https://youtu.be/QKLB9NOfNi8″ /]
2022年6月23日に尼崎市は、尼崎市民46万人の名前や住所などの個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表しました。
個人情報の移管作業に伴う紛失ということですが、簡単に経緯をまとめました。
- 6月21日尼崎市から新型コロナの給付金支給業務を委託されていた会社の関係先の社員が、データの移管作業のためUSBメモリをかばんに入れて持ち出した。
- 社員は作業を終えた後、飲食店(居酒屋)で酒を飲んでいた。帰宅後、かばんを紛失したことに気がついた。
- 紛失したUSBメモリ内には、尼崎市民およそ46万人(全市民)の名前や住所など、住民基本台帳に記載されているデータが入っている。
住民税に関する情報や、生活保護や児童手当を受けている世帯の口座情報なども含まれている。
- 6月22日かばんを失くしたであろう所轄警察署に紛失届を提出。
尼崎市にも電話で連絡。 - 6月23日尼崎市が46万人相当の個人情報を紛失したと発表。
このような経緯だったと発表されました。
現時点では外部への情報の流出は確認されていないのですが、全尼崎市民の大切な個人情報が流出してしまったのと変わらないため個人情報を軽く扱う業者や役所に多くの人が憤慨しております。
尼崎市個人情報入りUSB紛失のBIPROGY関係会社社員は誰?
2022年4月 #日本ユニシス株式会社 から #BIPROGY株式会社 に変更
関西支社
「飲食店で飲酒と食事をした際、かばんを紛失」
「今回はメモリーを無断で持ち出した」
セキュリティ系の禁止事項の最たる例としてあげられてる事案そのものじゃないかwうにしす🙈 #USB紛失https://t.co/VWNBx1mFvN
— 真柴いくみ (@ikumimashiba) June 23, 2022
尼崎市民の個人情報を紛失してしまった人物は
と発表されています。
ですが関係社員の名前や年齢などは発表されていません。
BIPROGY(ビプロジー)というのは、旧:日本ユニシスのことです。
2022年4月1日付で社名を変更していました。
日本ユニシスが社名変更してた。ビックリ。 pic.twitter.com/QDjSknKoYi
— フェルヲ (@makkinze) June 14, 2022
つまり、ビプロジー(旧日本ユニシス株式会社)の「関係社員=下請け会社の社員」ということになります。
システム会社では、同じオフィス内でも所属会社が違う人がデスクを並べ仕事をしていることが多くあります。
この所属会社の違う人材が協力会社(関係会社)の人になり、人材派遣的なイメージに近いかもしれません。
ビプロジーが委託していた業者までは現在特定できていませんが、新たな情報が入り次第追記していきます。
許可なしでデータ持ち出し理由は借金で個人情報売買?
尼崎市の全市民の個人データが紛失した問題では、紛失した人物がやらかした問題が多すぎると話題です。
- 全市民46万人の銀行口座などを含む個人情報を許可されていないUSBメモリにコピー
- 作業終了後に消去せずUSBメモリを持ち出す
- そのまま飲食店で飲酒して紛失
とかなり杜撰とも言える様子。
通常、個人情報を扱う業種の場合には、個人情報漏洩を防ぐためのコンプライアンスが大変細かく問われます。
そのための研修を多く行われるでしょう。
しかし今回の尼崎市民の個人情報を紛失した人物は、許可なしでデータを持ち出していることにこんな理由があるのではないでしょうか。
このように危惧されています。
通常であれば持ち出し厳禁の個人情報を持ち出したうえに、USBメモリという手軽なデータ保存機器に保存。
そのままUSBを持ち出して飲み屋に行くなど危機管理はまったくありません。
紛失したていなど第三者に引き渡すのに都合のいいやり方はいくらもある。
借金関係は徹底的に洗って欲しい。
ただのうっかりミスとも考えられないため、もしも個人情報が高く買い取られることを分かったうえでの紛失であったのならUSBメモリを失くした人物にきちんとした刑罰が問われて欲しいものです。
まとめ
尼崎市民の個人情報が紛失した問題ですが、紛失した人物は「BIPROGY株式会社関西支社の関係社員」です。
紛失した問題は大きいのですが、逮捕されたわけでもないので実名や年齢などは公表されておりません。
ただあまりにも軽率な仕事内容だとも思われるため、しっかりと問題改善に努めて欲しいものです。
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