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足利市山火事の場所(地図)を時系列でまとめ!織姫神社は大丈夫なのか

栃木県足利市で起きている山火事は今だ燃え続けており、両崖山(りょうがいさん)や天狗山(てんぐやま)を広く焼き尽くしております。2月25日で100万平方メートルまで焼失面積を広げ、まだ鎮火の見通しが立っておりません。

 

この記事では栃木県足利市で起きている山火事の場所(地図)を時系列でまとめていきます!また山火事の近くにある織姫神社は大丈夫なのか調査していきます。

2/26,2/27,2/28,3/1追記しました。

 

関連記事⇒⇒栃木足利市山火事の原因はハイカーで特定!目撃証言でタバコの不始末と断定か

栃木県足利市山火事の場所と地図画像

 

足利市両崖山(りょうがいさん)で山火事が鎮火のめどが立たず、現在も火災を続けております。少しずつ街の方へと火が近づいている様子は、テレビ映像でも怖いものを感じます。

 

火元発生場所は、両崖山のハイカー休憩所ではないかと言われており、原因は人為的なものによると現在も調査を進めている状況です。足利市両崖山・天狗山にかけた山火事の状況を時系列でまとめていきます。

2021年2月21日山火事の状況

21日午後3時半すぎ、足利市の両崖山で山火事が起きていると通報がありました。

 

目撃証言についてはこちら⇒⇒山火事の原因はハイカーで特定【目撃証言】タバコの不始末?

消火活動が開始され、その後20時間経ち、およそ8万平方メートルの範囲を焼失しまだ火災は続いております。

2021年2月22日山火事の状況

 

火災発生の翌日。栃木県は災害対策本部を設置し、自衛隊を要請します。県のヘリと合わせ4機のヘリで消火に当たっています。延焼場所は西宮町の梅園・西渓園の北50メートル近くまで拡大。


近隣県の埼玉防災ヘリ、茨城防災ヘリにも支援を要請し、上空からの消火を継続して行っております。またこの日に火災現場周辺のハイキングコースは入山規制を行い、一般人は誰も入れない状況です。

 

2021年2月23日山火事の状況

火災発生から3日目の2月23日。この日は乾燥注意報や強風注意報も出ており、火の粉が風にあおられて飛び散っております。

 

この状況に現場近くの住民は

今日ははっきり燃えているのが見えるし、広がっているのが分かる。かなり火災が移った感じで心配だ。

と不安をあらわにしておりました。

 

相変わらず火の勢いは衰えず、午後3時には西宮町内の40世帯に避難勧告が出されました。その後、午後5時に西宮町内の14世帯、午後8時に本城地区内本城溜以北の18世帯の避難勧告が追加。

 


画像:https://www3.nhk.or.jp/

火災焼失場所と非難勧告が出されたエリアになります。

 

 

日中の晴れ渡った空にもうもう立ち上る煙がとても怖く感じます。

 

 

非難勧告も出され、近隣住民の方は不安と心配で夜も眠れないことでしょう。早く日常に戻れる日が来ることを願っています。

2021年2月24日山火事の状況


出典:https://news.yahoo.co.jp/

前日の強風の影響もあり、消火活動ができない夜の間に約50ヘクタールもの山林が焼失されました。一時は住宅地より70m近くまで迫った地区も出ており、24日は日没後も地上からの消火活動を続け、夜明けまで放水活動を行う方針に変更しました。

 

 

24日には両崖山中にある御岳神社(みたけじんじゃ)が全焼したことも報告されています。

 

両崖山の山中には中世に城が築かれ、城主の長尾氏が名刀「山姥切(やまんばぎり)国広」を打たせたと伝わっております。この刀は大人気のオンラインゲーム「刀剣乱舞」にも登場し、ファンの間では御岳神社はファンの「聖地」として大事な場所でした。

 

避難勧告は足利高校西側の本城一丁目地域、そして五十部町北東部のゴルフ練習場付近及び隣接する大岩町の一部も新たに追加されました。

 

72世帯に避難勧告が出されていますが、避難所に避難した人は夜も眠れない思いで過ごされています。避難された人のコメントでは、

はやく自宅に戻りたい。不安で夜も眠れない。

と吐露しています。

 

避難後も自宅にも飛び火してしまわないか、家にもう戻れないのではないか…という不安とともに過ごされていると思うと、一刻も早く山火事の鎮火を願わずにはいられません。

2021年2月25日山火事の状況

ashikaga-yamakaji-map

発生から5日目になりますが、相変わらず鎮火のめどは立っておりません。延焼範囲はおよそ100万平方メートルにも広がりました。これは前日の10倍もの広がりとなり、新たな避難区域も発表されました。

 

 

黄色のエリアの大岩町町自治会館周辺地区およそ30世帯です。合わせて207世帯になりました。煙も街中にまで充満し、休校になっていない子供たちは手を口に押えながら登校しているほど。

 

5日目を迎えた25日は新たに群馬県にも消防援助の要請を出し消火活動を継続しております。

 

5日経っても消火活動が難航している状況も、市長から説明され始めました。山が乾燥した状態なうえに、強風の日もあり、燃えた落ち葉が飛び火になること。また木が燃えたあとに、幹や枝が炭のように中心まで火の粉がくすぶっている状態になってしまい、1本1本鎮火させる手間が大変かかってしまいます。

 

 

 

多くの消防や自衛隊の方々が消火活動を懸命に行っています。1日でもはやくの鎮火を願います。

【追記】2021年2月26日山火事の状況

6日目になった2月26日も足利市山火事の消火活動は続いております。この日、西日本では肌寒い雨模様となりましたが、足利では残念ながら雨にはなりませんでした。

 

26日の午後の時点で焼失面積は106ヘクタールに広がっております。強い風と乾燥した気候の影響で火の勢いは弱まるどころか強まっている様子も見受けられます。

住宅街までわずか100mという危険な状況で、民家近くからもパチパチと木の燃えるはじける音が聞こえるそう。上空からも煙が立ち込めた様子が見られ危険が感じられます。

 

また足利市内の非難勧告が新たに本城地区98世帯も追加されました。

asikaga-yamakaji2-26

緑色の地区が新たに非難勧告が追加された地区になります。合わせて305世帯になりました。まだまだ予断は許さない状況が続いております。

追記➁2月27日山火事の状況

7日目となる2月27日、火の勢いが弱まってきました。これまで1週間で約106万平方メーテルが焼失しましたが、27日の朝には山から立ち上る白い煙も少なくなってきております。26日の夕方には延焼がほぼ食い止められ、残り火の消火作業に移行していくとのことです。

 

足利市長も鎮圧まであと一歩だとコメントしております。

 

これまで合わせて305世帯が避難勧告を出されており、5世帯7人が避難。火事によるけが人や死者は出ていないことが救いです。

追記➂2月28日の状況

火災発生から8日目となる2月28日。足利市によると延焼はほぼ食い止められているということで、現在は山の中に残った火種の消火作業になります。

 

消防や自衛隊により、地上から熱源センサーと消火剤の入った特殊なタンクを使い、火種を一つ一つ消していく地道な作業。少しでも早く鎮火させるために、作業を急いでおります。

24日にはすごく燃え上がって怖かった。今日は火の手が見えずに煙だけなので、消防の人たちに感謝している(地元男性談)

 

両崖山周辺の住民が日常を取り戻すのもあと一歩まできています。

追記➂2021年3月1日山火事の状況

両崖山山火事の発生から9日目。3月1日に足利市は山火事を鎮圧したと発表しました。しかし現在も火種の消火活動は続いております。完全な鎮火まではあと数日かかる見込みです。

 

鎮圧宣言にともない、305世帯に出されていた避難勧告も解除されました。住民のかたの安眠が取り戻せそうで一安心ですね。

 

今後も両崖山の山火事が鎮火するまで、随時修正・追記していきます。

織姫神社は大丈夫なのか

両崖山の近くには、縁結びのパワースポットとして有名な「織姫神社」があります。七色の鳥居があり、それぞれ「人」「健康」「知恵」「人生」「学業」「仕事」「経営」の縁結びとして、ご利益を求める多くの人が訪れる神社です。

 

 

足利の人気スポットなだけあり、織姫神社に訪れたことのある人達は、神社にまで飛び火しないか心配の声も上がっています。

 

2月26日の時点では織姫神社まで火が広がっている様子はありません。しかし風の影響でいつ織姫神社まで延焼しないか、心配の声を集めてみました。

 

山火事現場のすぐそばの織姫神社が心配だよ。

 

足利山火事が、もしこのまま燃え続けて織姫神社まできてしまったら…と考えると怖い。

 

 

織姫神社行ったことある!一刻も早く鎮火して欲しい。

 

 

織姫神社のすぐ上まで来てない?昨日より近くなってるようで、ヒヤヒヤする。

 

何を勘違いしたか足利の全焼した神社って織姫神社の事かと思ってたけど足利城跡の隣の神社の事だったのね

【追記】

2/28の時点でほぼ延焼は食い止められているということなので、織姫神社まで火の手が回ることはないでしょう。あの美しい神社が守られたことにまずはホッとします。

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