2021年4月24日、岩田康誠(いわたやすなり)騎手に対し4月25日~5月8日(開催日4日間)までの騎乗停止処分を下しました。発端はレース前の返し馬の際に、岩田康誠騎手が藤懸貴志(ふじかけたかし)騎手に馬で幅寄せをしたり暴言を吐いたということです。
この記事では岩田康誠騎手が藤懸貴志騎手への暴言内容や幅寄せ動画、そして後輩へのパワハラいじめ被害について調べていきます。追記しました。
岩田康誠騎手の騎乗停止処分概要
ん💦
岩田パパ マジか…😫幅寄せ暴言 岩田康誠騎手を処分 2021年4月24日 https://t.co/hc0CgtwRio
— しのぶ (@gogoDonki) April 24, 2021
事件が起きたのは、4月24日の阪神6Rの返し馬でのこと。岩田康誠騎手は騎乗馬で藤懸貴志騎手に対してラチ沿いまで幅寄せを行いました。さらにその際に暴言を吐いたという岩田騎手。騎手として業務上の注意義務を負うものとしてふさわしくないと判断され14日間の騎乗停止処分を発表されました。
返し馬というのは、レース前のウォーミングアップのこと。発送時刻まで馬場のあちこちに散ってする足慣らしをするため、わざわざ岩田康誠騎手は、藤懸騎手のところまで行って行動におよび暴言を吐いたというのですから驚きです。
これらの粗暴な態度と発言に関しては、複数の騎手からの証言があったとのことで岩田康誠騎手からも確認が取れています。ことの発端は、24日の阪神第2レースにて4コーナーでの馬郡で、藤懸騎手と岩田騎手が外にはじかれてしまったことにあると言います。被害時の藤懸騎手の対応に不満のあった岩田康誠騎手が、納得いかずにいたことが原因です。
岩田康誠と言えば、過去二度にわたって危険な進路妨害で後藤浩輝を大きな落馬事故に追いやったことを忘れてはならない。
今回の藤懸ジョッキーの件も積もり積もったことが重なっての処分ということ。
でなきゃ即日騎乗停止にはならないよ。#岩田康誠— しげ☆@ (@S_Abe_kawa) April 24, 2021
某所で岩田康誠の例の件の発端のレースを見たけど、藤懸騎手がただ不利を被って手綱引いただけで、岩田はたまたまその後ろにいただけでそれであんな暴挙に及んだのか。
思いっ切り前を横切られたとか寄せられたならまだわかるけどな。
岩田のパワハラ体質も伝わって来たし、根がヤバいやつなのかもね— やーしん (@yashin_MF) April 24, 2021
競馬場で起きたあおり運転ともいえる行為。大事な競走馬を借りている騎手の身として、このような行為を平然と行えてしまったことに残念でしかありません。
岩田康誠騎手の暴言内容は?
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=flDl7ttsK1A” title=”岩田康誠騎手が粗暴な言動をしたきっかけ” description=”岩田康誠騎手が粗暴な言動をしたきっかけ” upload_date=”2021/04/24″ thumbnail=”https://i.ytimg.com/vi/flDl7ttsK1A/default.jpg” autoplay=”false” parameters=”https://youtu.be/flDl7ttsK1A” loop=”no” muted=”no” /]
岩田康誠騎手が暴言と粗暴な態度になった理由というのが、動画にある4月24日阪神第2レースでの4コーナーでのこと(1分5秒あたり)。オレンジ(角田大和騎手)のエムティースマイルが4角で外斜行をしてしまいます。後ろにいたピンク(藤懸貴志騎手)のシュンイと、その後方にいた黄色(岩田康誠)のコートゴシップが被害馬となります。
藤懸騎手も被害を受けているのに、岩田騎手は藤懸騎手の位置取りに腹を立てたことが発端です。その後、第6レース前の返し馬で騎乗停止処分となる暴言を吐いたということですが、何を言ったのか気になります。
岩田康誠騎手が藤懸貴志騎手に言った暴言内容を調べてみましたが、何を言ったかまでは報道されておりません。下記のような事を言ったのではないかと予測が出ています。
また以前から岩田騎手に暴言を吐かれていた藤懸騎手。競馬番組でもこんなことを言っていたそうです。
さらに岩田康誠騎手には、過去にも数々の暴言で有名な騎手。ファンサービスも無い、かなり辛辣な人でした。
ファンや他の騎手たちへの敬意のない発言も多く、そのためアンチファンも多くいます。また武豊騎手と並んで神騎乗の天才勝負師とも呼ばれた岩田康誠騎手。しかしその高慢さは馬主にも暴言を吐いていたと言います。
今回、藤懸騎手に何を言ったのか情報が入り次第追記していきます。
藤懸貴志騎手の説明
藤懸貴志騎手が裁決委員に説明した内容が判明したので追記しました。
上記の内容を裁決委員に説明した藤懸騎手。返し馬の場で、わざわざ鞭を使ってまで藤懸貴志騎手のそばへ寄せてきた岩田康誠騎手。さらに鞍上がラチとの間に挟まるよう押しやったとのこと。ラチとは競馬場にあるコースの柵のことなので、万が一にも双方また双方の馬にケガでもあったらと思うと大変危険な行為です。
岩田康誠騎手は腕も素晴らしく日本人騎手として最高峰の腕前をもつジョッキー。しかし反面ラフプレーも多いのですが、まさかの場外乱闘はいただけません。
返し馬での幅寄せ動画
ピンク帽子の、この動きに対して? 暴言を吐く程?
【岩田康誠騎手、あすより開催4日間の騎乗停止】
阪神6Rの返し馬で藤懸騎手のテイエムマジックに幅寄せし、粗暴な発言をしたため。裁決委員が聴取。複数の騎手の証言もあり騎乗停止に。
伏線として阪神2R、4角での各馬の動きにあった。 pic.twitter.com/mVBObwuNWj— aristoHaru (@aristoHaru1) April 24, 2021
岩田康誠騎手が藤懸貴志騎手に幅寄せを行ったのは、阪神6レース前の返し馬でのこと。ウォーミングアップ中とでの出来事とあり、その場面を運よく動画に納めている人はいなかったようです。
返し馬での出来事でありながら、馬の感情を人間が支配できるわけでもなく、時にはまるでロデオかのような馬の動きもあります。2019年には岩田康誠騎手が乗っていたロードライトニングが放馬。岩田騎手は馬から落とされてしまいました。
#京都競馬場、3Rの返し馬でロードライトニングが放馬。
落とされた岩田康誠騎手が立ち上がれないのは心配です。
大事に至らなければいいのですが。 pic.twitter.com/0JfPgSlell— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) November 9, 2019
また馬によっては、動画のように機嫌が悪く暴れてしまうこともあります。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=GaklZCzT3oE” title=”2010年有馬記念返し馬” description=”2010年有馬記念返し馬” upload_date=”2010/12/26″ thumbnail=”https://i.ytimg.com/vi/GaklZCzT3oE/default.jpg” autoplay=”false” parameters=”https://youtu.be/GaklZCzT3oE” loop=”no” muted=”no” /]
このような馬の調整をする場で、馬主さんの大切なサラブレッドを使って幅寄せをするなど、まるで他人のフェラーリに載ってあおり運転をするかのようなもの。岩田康誠騎手はきもちを何十年も馬と仕事をしてきたのに、臆病で神経質な性格をまだ理解していないというのでしょうか。自分の怒りの矛先を馬で晴らそうなんてとても悲しい行為です。
岩田康誠は藤懸貴志と因縁の仲?後輩にパワハラ
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=-ZDyCCotxYw” title=”岩田騎手の騎乗停止について‼︎” description=”岩田騎手の騎乗停止について‼︎” upload_date=”2021/04/22″ thumbnail=”https://i.ytimg.com/vi/-ZDyCCotxYw/default.jpg” autoplay=”false” parameters=”https://youtu.be/-ZDyCCotxYw” loop=”no” muted=”no” /]
岩田康誠騎手の14日間の騎乗停止処分を受け、急遽元ジョッキーの藤田伸二さんが動画をアップしております。実は動画で「岩田騎手の後輩いじめやパワハラ」を暴露しております。
・何年か前から岩田康誠騎手は後輩にいじめを繰り返していた。
・騎手専用の調整ルームの入り口で、酔っ払っていた岩田騎手は藤懸騎手にいきなり蹴られた。
・岩田康誠騎手から何もしていないのに殴られたことがあり、藤懸騎手は裁決委員に報告し、岩田騎手は始末書を書かされている。
など、これまでの積年の恨みが積み重なって、今回の暴行に出た岩田騎手。しかし裁決委員はこれまでの岩田騎手の態度を重く受け止め、即日出場停止処分という決断に至ったのです。
藤田伸二さん曰く
岩田が中央から来た時から後輩にチクチクやってたらしい
岩田が朝酔っぱらって騎手ルームに来た時ドア開けてあげたのに藤懸は蹴られりしてたらしい
それで藤懸が訴えて岩田は始末書書かされたりしてたとか。
前から因縁あったみたいね。— あぶらむし (@OaPuyBDbmWcjiX9) April 24, 2021
岩田康誠騎手。この歳でチンピラまがいの行動はもう直らないよ。何より息子が同じ職場にいるのに。2レースのパト見たけど4角で後ろから福永騎手に来られて内の馬との間で進路が狭くなって藤懸騎手がブレーキかけて後ろの岩田騎手も減速って感じだが、藤懸騎手からしたら仕方ない減速だったろう。
— たこなす (@t_takonasu) April 24, 2021
また藤懸騎手以外にも若い騎手数人が、岩田康誠騎手のパワハラ対象になっていると暴露する藤田氏。岩田騎手には息子・岩田望来(いわたみらい)騎手もおり、若手騎手は息子同様の年齢です。若手の見本になるのではなく、老害となってしまった今回の騒動。出場停止期間中に気持ちを新たにして欲しいものです。
コメント