6月9日に和歌山市加納のアパートで亡くなった鶴崎心楼さん(16歳)の母親が、和歌山カレー事件で逮捕された林眞須美の長女だということが分かりました。鶴崎こころさんは、林眞須美の孫ということ。そして心桜さんには全身にあざがあり、日常的な虐待もあったということも判明しております。
この記事では鶴崎心楼さんの母親(鶴崎優子さん)の顔画像や家族構成、また心桜さんを虐待する原因となった悲惨な生い立ちについてまとめていきます。追記しました。
鶴崎心楼の母親/優子(林真須美の長女)顔画像
和歌山市加納のアパートから緊急搬送され亡くなった鶴崎心楼さん(16歳)。心桜さんの異常に気付き通報したのが、心桜さんの母親でした。しかし事件の2時間後、鶴崎心楼さんの母親は4歳の娘を道連れに関西国際空港連絡橋から飛び降りてしまったのです。
鶴崎心楼さんの顔画像について詳しくはこちらの記事に→→鶴崎心桜(こころ)の顔画像や虐待は養父の仕業か!
現在、鶴崎心楼さんにあった全身のあざや母親と妹が亡くなったことの関連性など調査中です。ですがAERAdot.によって、鶴崎心楼さんの母親は和歌山カレー事件で逮捕された林真須美死刑囚の長女であることが分かりました。
また鶴崎心桜さんの母親の名前は、鶴崎優子(つるさきゆうこ)さんだと言うことも判明しました。
取材によると林眞須美の夫・林健治さんの証言により、まだ捜査中なため断言されていないものの警察との話でほぼ間違いはないと断言しております。現在の林健治さんの顔画像がこちらです。
画像出典:https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021061300002.html?page=1
林健治さんは涙ながらに娘と孫をいっぺんに失ってしまった悲しみに、ショックを隠しきれておりませんでした。
そして林健治さん林眞須美夫婦の長女・優子さんの顔画像がこちら。
画像出典:https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021061300002.html?page=1
現在入手した鶴崎心楼さんの母親・優子さんの顔画像は、幼少期のころのものになります。ショートカットで活発そうな様子が見受けられます。
また別の食卓風景の写真も入手しました。
画像出典:https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021061300002.html?page=1
林健治さんはシロアリ駆除会社を経営しつつも、林眞須美とともに保険金詐欺を働いており一家は裕福な家庭でありました。この頃の林眞須美の長女・優子さんも、食事は好きなものを食べることができ欲しいものが買えて幸せな時間を過ごしていたのでしょう。
心桜さんの母親・優子さんの亡くなる前の画像はまだ見つかっておりませんが、林眞須美の若い頃のようであるかもしれません。
林眞須美死刑囚の若い頃はとても明るく話し上手であり、キレイな顔立ちであったため大変な人気者でした。
鶴崎心楼さんの母親も林眞須美に似た面影をもった女性だったことでしょう。
心桜さんの顔画像はこちら→→鶴崎心桜(こころ)の顔画像や虐待原因は?
奇しくも鶴崎心楼さんの母親・優子さんが亡くなった年齢は、林眞須美が和歌山カレー事件で逮捕されたときと同じ年齢。
鶴崎心楼さんの母親・優子さんは、亡くなった当時の様子は↑の画像のような印象である可能性が高いです。ただ林眞須美は保険金詐欺で裕福な状況であったため恰幅のよい体型をしていますが、心桜さんの母親はもっとスリムだったかもしれません。
林眞須美・長女(優子)の家族構成
鶴崎心楼さんは、林眞須美の初孫でもありました。心桜さんの母親が最初に結婚した男性との子供です。しかし数年後に心桜さんの両親は離婚という結果に。
改めて鶴崎心楼さんの母親(林眞須美の長女)の家族構成についてまとめてみました。
和歌山県和歌山市加納のアパートには、上でまとめた4人が同居をしておりました。
詳しい自宅場所はこちらの記事に→→鶴崎心桜(こころ)の自宅特定!
林眞須美の長女・優子さんと再婚した旦那は、彼女が林真須美の子供とわかったうえで結婚しているとのこと。しかし今回の事件は、林眞須美死刑囚が再審判を請求した日と同じだったため謎を深めております。
鶴崎心楼の母親/優子が悲惨な生い立ちによって娘に虐待か
林健治さんと眞須美夫婦
鶴崎心楼さんには全身にひどく打撲のあざが確認されており、日常的な虐待があったと判明されております。また心桜さんは8年前に児童相談所での対応を受けており、その頃から虐待があったということです。
心桜さんが受けていた虐待を止められなかった林眞須美の長女・優子さん。その原因は、まさしく「林眞須美の長女」であったこと。1998年秋、林眞須美そして林健治氏は殺人未遂や保険金詐欺の容疑で逮捕されました。優子さんはすでに中学生という年齢。いきなりの両親逮捕によって人生は大きく変わってしまいます。
その後には、母親がカレー事件の容疑者としても再逮捕されるなど、家族にとって優子さんにとっても大変過酷な日々が始まってしまいます。なさに地獄のような日々に。
林家の子どもたち4人は、事件後から児童養護施設に引き取られました。しかし同じ養護施設の子どもたちや職員からも凄惨ないじめにあってしまいます。
林眞須美の長男が打ち明けたいじめ内容がこちらです。
- 給食のカレーに乾燥材を入れられる
- 殴る蹴るの暴力を受ける
- 「ポイズン(毒物)」というあだ名
- 首を絞められて失神し、道路に倒れて頭を縫う大ケガ
- 暴力で鼻が2回折れる。前歯もさし歯になっている。
これらは林眞須美の長男による自伝で明かされており、優子さんも同じようにひどいいじめにあっていたことは想像に容易いことでしょう。当時の彼女の年齢を思えば、思春期真っ盛りに理不尽ないじめにあい、早く大人になって一人で生活できるように歯を食いしばっていたのかもしれません。
しかし施設を出てからも、働こうにも身分がバレると理不尽な対応で一方的に解雇されてしまったこともあったそうです。
それでも林眞須美の長女・優子さんは、彼女の身の上を分かったうえで結婚ができ、子どもを設けております。最初の結婚で授かった子供が心桜さんでした。
2005年夏には、優子さんはまだ幼い心桜さんを連れ、出所した父親・健治さんの元へ会いに行き初孫の顔を見せに行きました。そのころはまだ離婚をしておらず、心桜さんの母親として心穏やかに暮らしていたのでしょう。
心桜さんへの暴力もありませんでした。しかしその後、母の死刑宣告とともに夫婦関係は破綻し離婚へ。何をやっても上手くいかない人生に、林眞須美の長女・優子さんは幼い我が子にも手をあげてしまったかもしれません。自分が理不尽に暴力を受けてきたように。
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虐待というのは負の連鎖を生みます。これはどの国でも起こっており、ほぼ7割の確率で親から子へ虐待が連鎖していると報告も出ています。
最初の離婚を機に心桜さんへの虐待が始まったのか。二番目の夫が心桜さんへ虐待していたのを黙って見ており、ときには一緒になって暴力を振るってしまったのか。林眞須美の長女は、もう夫に捨てられたくないという一心で虐待を日常的に続けてしまったのでしょう。
2013年には心桜さんが親から虐待を受けているという通報のもと、児童相談所が介入をしております。しかし2021年に心桜さんは、全身にあざだらけの状態で発見されました。
優子さんが関空連絡橋で次女と飛び降りたのは、目の前で心桜さんが亡くなったことへの自責の念から贖罪として身を投げ出したのかもしれません。
この記事はまだ不足している情報がありますので、もし他の情報もご存知の方がいましたら、ぜひお気軽にコメントしてください。また新たな情報が入り次第、修正・追記もしていきますので更新をお待ち下さい。
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